2013年1月10日

英語の習得 (・・・その後)

2年半前、渡米してから、子どもたちの(主になぎの)、アメリカに来てからの英語の習得についてたまにメモしてきました。
(ほかの英語ネタの内容と一緒にカテゴリー「英語」にまとめています)


アメリカ一年目は日系幼稚園に通い、二年目に現地校に入りキンダーガーデンという学年を過ごしました。
その年度の終わりにESLを抜けたなぎ。
読み書きや学校での日常会話、アカデミックな内容とも、英語についてはもう心配、問題、なし!
と思ったのが、前回最後に記した、昨年9月。

その後1年生(ファーストグレイド)になったなぎ。
始めのカンファレンスで先生から、クラスの誰よりも読み書きとも進んでいる、1年生の学年初めに、2年生終わりの内容の読み物を読んでいるレベル、と言われました。
ぜんについても、先生の指示や友達とのやり取り等、言葉の問題はまったくなし、むしろよくできる方だという先生の話。


めでたしめでたし!





の、
その後なのですが・・・・。



                          ******


ま、まずいっっ!!
という感じです^^;

何がというと、ぜんの日本語です。

今まで子どもの話、ちゃんと注意して聞いていなかったし、意識していなかったので気づかなかったのです。
ぜんが、一日のうちに、「完全な日本語の文章をひとことも話さないこと」を。。。。

 

                          *   *


なぎぜんの、家での普段の会話はいつのころからか、基本的に英語メインになっています。
たまに日本語も聞こえる、という感じ。
私は基本的に日本語で受け答えするのですが、返ってくるのは、たいてい、英語。。



ところが、先日、ぜんの会話が明らかに「変」なのに気づきました。
(いつもこんなではないです。普段は普通に英語の文章なのです^^;)

  "Nagi, let's draw あかずきんちゃーん"
  "Oh, it 落ちた~ so funny!"

挙句の果てには、

  "Hey look! they are 戦いing!!"

ヤバいでしょう・・・(苦笑)。っていうか、タタカイイングには爆笑してしまいましたよ。

「あかずきんちゃん」とか「落ちた」という英単語を知らないわけではないのです。ここが不思議なところ。
何でわざわざルー大柴のような変な言葉になるのか??


そして、私、さらに気づいたのです・・・!

「ねえ、ぜんくん、さっきの あかずきんちゃんを描こうとか言ってた話、英語で話してた?日本語で話してた?」
「にほんごだよ!」(あ、これはちゃんと日本語だった気がする。でも文章と言えるのか、、短すぎ・・)
なぎも、「ずっと日本語で話してたよ」という始末・・・・・・。

あ、あれが日本語なのか・・・!!!
これにはママ、ショック!!



なぎだって怪しいもんです^^;
今も隣で遊んでいる言葉を拾うと、結構笑えます。

 「ママ、なぎがここでlay down してたら、ぜんくんが、I'm gonna step on you! って言ってステップしたんだよー!」
 「ママー、ぜんくんがね、accidentally にね、こぼしちゃった!on purposeじゃないの」



でもね、よくよく考えてみると、普段から私もミックスの言葉を使っていたのです。長い間。
敢えて、日本語と英語を並べて、あるいは英語の単語を混ぜていました。

なぜなら、初めは、子どもたちが早く英語を覚えて学校生活を言葉の不便なく楽しめるようになってほしいと思って。

 「早く靴はいて。put your shoes onね」
 「今着替えるんだよね。get dressed して」

そして、そのうちに、英語の単語でしか知らない言葉が増え、日本語で言っても通じないので、単語だけ英語にしたり。
あるいは、和製英語のように、もう生活に浸透してしまった英単語が常に混じって。 backpack, snack, hat, pancakes, school, classroom, TV.....

 「ママもうreadyだよ」
 「早く clean up してー」
 

とかこんなのが常ですね。。。考えてみると。。そして、

 「それしてあげるけど、その前にyou gotta clean this mess up first!」
 

とか、途中から英語だったり日本語だったり。本当にどっちでもよく使っている事実、ありました(汗)。

学校に行くと基本的に英語環境の子どもたち。(ぜんは100%ですが、なぎは日本人のお友達と休み時間遊ぶので割と日本語も使っているはず)
朝晩、日本語を聞く機会は、私の言葉だけ、、、だったりするのです。
日本人とプレイデイトをしない限り。
それがこんな調子だと、そりゃあルー大柴にもなるよなあ(苦笑)


                                                              *    *


現地校に入ってからのこの1年半、語学については、日本語保持よりも、英語力をつけることが優先だったので、それを助けるため、英語混じりで話していた私。
(あ、でも塾とか英語の教材とかは一切やってません。別途時間をとってまでやるのは負担が大きいし、面倒だったので^^;)

そして、子どもたちが英語で会話するようになったのも、それは仕方ないよなー、と特に何も注意しませんでした。

だって、私も、英語ゼロでアメリカの高校生活を一年間送りましたが、少しでも英語で考え、英語に囲まれていたほうが、早く言葉が入るし、言葉がわかるとどんどん学校生活も充実して、友達とも深くかかわれるようになる。
そういう経験があったので、「今は英語習得の時期」として、家でも英語、は悪いことではないな、と。

年齢がまだ低いから、日本に戻ってから日本語はキャッチアップできる(あ、また英語使ってる、私^^; 追いつく、ですね。。。)。
2言語を同時に、同じように伸ばすのはキャパとして無理。
そんな風にも考えていました。


周りの、本当のバイリンガル、トリリンガルの知り合いも、やはり一つの言語が強い時期、ほかの言語は低迷して、順番にそれを繰り返しながら、全体があがっていき、最終的に多言語が身に着く、と言っていました。

だから、これは仕方ない現象だよなー、と思います。



でも!
最終的に、『ぱっと出る言葉が英語でも、言おうと思えば日本語でも言える』、能力を育てることは常に頭におかなくてはいけませんね。

私も、ぱっと出る言葉は英語だったりします。。。
 "Where's my.... あーあった、あった!"
とかね。。
それを頭の中で日本語にしてから口に出す、ことができるのは、日本語のほうが出来上がっている大人の私です。

渡米が2歳直前、現地校に入ったのが3歳のぜん。
それは、日本語のストックがないから無理というものです。
ストックを増やすにも、この1年はゼロだった言語、英語を文法から単語からどんどん吸収していたのです。
やっぱり、仕方ないよな~~。


                         *   *


英語がずいぶん強くなった今、同世代の周りの子とほぼ変わらなくなったようにみられるので、それならば、今度は日本語も少しずつ増やしていってもらいましょう。

今まで、新しく頭に入るのが9英語で1日本語だったかもしれないけど、これからは5英語5日本語にしてもらいたいな。

というわけで、この数日、私が!日本語できちんとした文章を話すことを心がけています。
そして、英語がいっぱい入る子どもの言葉をスルーせずに、うまく誘導して日本語に言い直させてあげたり、その日本語の単語を教えたり、しています。




はーそれにしてもあっという間なのですね。
英語の心配をしていたのに、1年半で日本語の心配になる。
まさに、よく耳にしていた通りです。


でも私は、やはり今はアメリカという国で現地校で生活しているのだから、基本の言語は英語でもいいと思っています。
毎日、家では日本語!!と急にルールを変えるのはフェアでないし、そこまで、自然と口から出る言葉にストレスをかけたくないし。


今変えるべきは。。。

ここからは、私が英語でヘルプする必要はなし!
ということで、身近な日本語を話す人間の私が、これからは正しく完全な日本語で話すことを心がけたいと思います。

それから、無理にならない程度に、日本語も教えていく。
日本語の会話は日本語で完結するようにサポートしていく。

まあ、ゆるく、、ですけどね。

日本に変えれば、テレビも日本語、友達も日本語、きっとあっという間に日本語が伸びて英語なんてすぐ忘れ去っちゃうでしょう!
心配過多はよいことないと思うので、とりあえず、ここらでちょっと次のステージに移ろう、ということでした。


この時期にこんな方向転換だった、という覚書でした。。。




                       *******




ちなみに。

最近の、二人のはやり言葉。
(ちょっと言葉をのばしてふてぶてしく言う。言い方がへんなの。ウケます^^;)

Don"t you mind?!  →スポンジボブのパトリックからだそう。
......, That's why!   →なぎのよく読む本Junnie B.Joneから。
Fine!         →なぎによると、「わたしのオリジナル」(笑)









2 件のコメント:

  1. あはは、まさにうちの息子もルー大柴状態です。
    戦いing!!には笑ってしまいました。そういえば息子もぜん君位の時に洗濯物を畳みながら「たたみing」と言っていました(笑)。

    周囲の日本人の親を持つ子たちは補習校に行くのは勿論のこと家でも100%日本語!としっかり学習している子が多くて、時々焦ってしまいます。でもこれ↓を読んで少し肩の力が抜けました♪

    >やはり今はアメリカという国で現地校で生活しているのだから、基本の言語は英語でもいいと思っています。毎日、家では日本語!!と急にルールを変えるのはフェアでないし、そこまで、自然と口から出る言葉にストレスをかけたくないし。

    ↑本当ですね。住んでいる国の言語がちゃんと出来る、という大事な事を既にクリアーしているのだから、日本語はこちらから強制するよりも、子供が自分のペースでゆっくりと楽しみながら覚えて行くのが一番ですね。(と書いていてもやっぱり時々心配になってしまいますが、、)私は週に1度日本語の子供番組をレンタルして見せるようにしています。効果の程は謎ですが‥。

    Junnie B.Joneの本、去年の秋頃かな、本屋に行った時に息子が好きなmagic tree houseシリーズの隣に並べられていたのを見て「女の子だったらこういうの読んでいるのかな」と思いながらパラパラめくってみたので、なぎちゃんが好きと知って何だか嬉しいです♪ 面白そうですね。そして渡米して2年半で読み書きもクラスで一番進んでいるなぎちゃん、すごい! 

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  2. >reader93さん、
    コメントありがとうございます。
    息子さんも「畳みing」なんて言っちゃってましたか(笑)。
    たぶん4才くらいって、まだどっちの言語もきっちり仕分けできてないんですよね。ほんと面白い☆
    readerさんご家族は日本人ご家族?永住なのですよね。きっとそれだとさらに子どもの日本語キープには色々考えてしまうのではないかと想像します。私の周りも、永住組は特に、日本語保持は必至、と言います。わかります。でもそんな中おおらかにされているreaderさん、素敵です^^
    Junnie B、なぎかなりはまっています。もうすぐシリーズ読破の模様。
    Magic Treeシリーズも今度みてみたいと思います。

    ちなみに、追記ですが。。この投稿での私の書きぶり、読み返してみたら何だか私英語うまく話せる人間のように読めてしまいますが、私の英語なんてひどい下手です。なぎにも直されるレベルです^^; 

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